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キーとなるコラボレーション



競争の激しいファッション・アパレル業界で生き残るために


ファッション・アパレル業界は、ITの利用においては他業界に比べどちらかというと消極的でしたが、最近では“ITによるコラボレーション“といった話題が様々な場面で取り上げられるようになってきました。

この変化は、消費者からの「もっと選択の幅を増やしてほしい」という要望がきっかけになっています。欲しいときに欲しい商品がなければ、お客様は他の店でそれに代わる商品を購入してしまうでしょう。これはファッション・アパレル企業がもっとも注意しなければいけないことです。

これからの競争社会で生き残るために企業として一番大切なことは、素早い対応と機敏さ、そして柔軟性です。企業は、消費者の需要に対して素早く反応し、適切なデザインやサイズの商品を店頭に並べ、何か問題が発生しそうなときには柔軟に対応できるようにしなければなりません。そのためには従来の業務上の習慣を変えて、取引先をも含めたコラボレーティブなサプライチェーンを構築する必要があります。

コラボレーティブなサプライチェーンが目標とするのは、最小限の費用で消費者の要望をどこよりも先に、常に満たすことです。同時に、管理コストが減り、サプライチェーン中に滞留している在庫が削減されることでキャッシュフローが改善され、販売が促進し、利益を維持することができます。

では、コラボレーションはどこからはじめるべきでしょうか?まずは社内から始めるべきでしょう。会計、購買、生産の全ての情報を社内で共有することができなければ、お客様や仕入先とのコラボレーションは困難です。多くの企業においては、それぞれの組織が個別の情報システムを使っているため、各部署がそれぞれ情報の"孤島"となっています。部門間の障壁を取り払い、全員が協調して働く必要があります。さもなければ、コラボレーションを実現することはできません。

コラボレーションを実現する上で、実際問題として取り払うべき障壁は多くあります。しかしこの課題に挑戦しなければ、コストを下げるチャンスを逃してしまうことになるでしょう。他の業界と同様にファッション業界においても、競争は価格低下と利益縮小をもたらします。変化を受け入れる用意がない企業は競争に勝ち残ることはできません。


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