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導入事例 Diadora社



インテンシアのMovex Fashionで顧客満足度向上を目指す


ファッション企業の経営には、「スピード」が欠かせません。フットウェアやアパレル・ファッション業界におけるスピードのある企業とは、市場動向に素早く反応できる柔軟性とビジネス・チャンスを確実に手に入れる敏捷性を持ち、一貫して経営合理化に努めている会社といえるでしょう。

世界的に有名なイタリアのスポーツ衣料品メーカーであるDiadora社では、2001年より、アジアパシフィック地域のすべての営業拠点全体で、既存の自社開発の個別システムから、インテンシアのMovexファッション・コラボレーション・ソリューションへとシステムを移行しました。Diadora香港社の経営陣は、統合化されたコラボレーティブ・エンタープライズ・ソリューションへの切り替えによって得られる大きなメリットの1つとして、スピードのある経営の強化を強調しています。現在この企業では、Movexファッション・ソリューションによって、無駄な業務が大幅に削減され、会社全体で一貫性のあるデータを入手できるようになり、時間とコストの両方の節約に成功しています。


ビジネスへの効果
「Movexファッションの本番稼動開始からわずか数ヵ月で、リアルタイムに統合化された情報を入手できるようになりました」と、Diadora香港社のゼネラル・マネジャー、Manoj Kumar Motwani氏は言います。

Diadora社がインテンシアとパートナーシップを提携した主な目的は、販売、マーケティング、購買、財務などのスタッフが、正しく更新された顧客データベースや正確な財務情報など、各自の業務に必要なデータを確実に入手できるようにすることです。社員は、社内だけでなく、自社のサプライチェーン全体を通した幅広い情報をもとに、より良い意思決定を行うことができるようになります。これらはすべて、顧客満足度向上につながります。

「情報の検索は、以前と比べて格段に良くなりました」と、Manoj氏は言います。「これだけでも、業務の効率化とカスタマー・サービスの向上に大いに役立っています。今では、当社のお客様は、発注と同時に、何が、いつ納品されるかをすぐに知ることができるのですから」

またManoj氏は、こうも付け加えています。「受注に関しては、自動化により大幅に業務が改善されました。Movexで注文を入力すれば、自動的に発注書を作成してくれます」
さらに、経営陣が財務データを素早く入手できるよう、Movex財務管理を使用して情報を一元管理しています。
「今では、当社の香港地域の全営業拠点で同じシステムを使用することによって、同じ情報を把握しており、当社の経営陣は財務データに容易にアクセスすることができるようになっています。このことにより、当社の経営陣は、同じ正確なデータから出された結果や計画を確実に入手することができます。また、それらの情報は、全社で標準化された業務プロセスを経て集められ計算された財務結果でもあります。以前は決算に数日間~数週間もかかっていましたが、今ではほとんど瞬時に決算情報を得ることができます」と、Manoj氏は言います。「素早く簡単に収支決算をみられるということは、当社にとって非常に重要なことです」

「Movexは、当社の期待に確実に応えてくれています。インテンシアも、パートナーシップ提携当初に交わされた約束をきちんと履行してくれています。特に、当社へのソリューションの導入を担当しているインテンシアのMovexコンサルタントの方たちには、非常に満足しています。彼らの献身的な努力と当社の要望に対する柔軟な対応なくしては、このプロジェクトはここまで順調に進行しなかったでしょう」と、Manoj氏はコメントしています。


Movex選択の理由
「現在、当社のフットウェアや衣料品のほとんどは、極東地域(ベトナム、インドネシア、香港、マカオ、中国、ミャンマー、パキスタン)で生産されています。フットウェアに関しては、近い将来、この地域での生産が100%になると見込んでいます。現在の注文はほとんどが定型取引ということもあり、発注する前に発注しようとしたものが届いてしまうといったようなこともあります」とManoj氏は言います。

競争が激化し、消費者の要望がますます厳しくなるなか、Diadora社の経営者たちは、新たな経済環境で競争に勝ち抜き、世界的標準の経営体制を確立するには、基幹業務プロセスの合理化、生産性の向上、経営の効率化、およびカスタマー・サービス・レベルの大幅な向上、すなわち優れた顧客満足度の実現が必要であると感じています。これらの目標を達成するための最初のステップとして、ファッション業界に特化し、彼らの現在および将来的なビジネス・ニーズを満たすことのできる、包括的なエンタープライズ・ソリューションに投資することを決断しました。

Manoj氏は、そのことについてこう述べています。「アジアパシフィック地域では大きな課題に直面していました。それは、環境や文化、ことばが互いに異なる人々を、共通のゴール達成に向けてまとめていくことでした。これまで当社では、ベトナムとインドネシアの生産部門、香港と台湾の開発部門、それにイタリアのコーディネーション部門も加えたサプライチェーン全体の全体像をつかむことはできませんでした。流行の移り変わりが激しく、周期的に変動のあるフットウェア・アパレル業界において、企業が成長および成功をするためには、サプライチェーン全体の可視性の確保や管理・運用が欠かせません。

そこで、当社ではいくつかの主要なエンタープライズ・ソフトウェア・ソリューションを半年間かけてじっくり検討した結果、最終的にインテンシアのMovexファッション・ソリューションを選択するにいたりました。Movexファッションは、計画から流通にいたる当社の複雑なサプライチェーンの基幹プロセスを統合し、バラバラに機能していた多くの業務をまとめて互いに連携させることにより、当社の取引先や多様化する消費者市場のニーズに応えるサポートをしてくれます。また、Movexファッションは、他のエンタープライズ・アプリケーションとはまったく異なり、ファッション業界一般の要件や課題にも対応しています。Movexファッションはまさに、当社のサプライチェーンの隠れた制約に合致したソリューションを提供してくれています」と、Manoj氏は強調します。

Manoj氏は、技術的なパートナーの選択についても次のようにコメントしています。「インテンシアは、技術的な革新性、知識、およびコミットメントの点において、当社がまさに求めていたパートナーでした。また、インテンシアのコンサルタントの質とスキルの高さには非常に感銘しました。彼らは、当社独特のビジネス要件や短期間で成功を実現したいという当社の要望を非常によく理解してくれました。また、ファッション業界に関する彼らの深い知識は、Diadoraの長期的パートナーとしてインテンシアを選択したことが、当社にとって正しい決断であったことを裏付けてくれました」


導入
インテンシアとDiadoraのパートナーシップは、2001年8月に締結され、プロジェクトはDiadoraの香港および台湾のオペレーションに対するサポートを対象としています。Diadora極東地域で導入されるMovexファッション・ソリューションは、計画、調達、倉庫管理、顧客管理、財務管理を含むサプライチェーン全体を対象としています。

導入は、数段階に分けて香港で最初に実施されました。現在は、香港オフィスへの導入が完了し、Diadora台湾社での導入が開始されており、約6ヶ月で完了する予定です。


将来の計画
同社は、インテンシアのファッション・ソリューションの導入画完了した際には、香港オフィスを経営ネットワークの中心とし、経営効率化を促進するための「成功例」として位置づけ、欧州や米国の経営拠点を結ぶネットワークにおいても、香港オフィスを「ベスト・プラクティスおよび世界標準のオペレーション」の見本として、世界中で同じ目標の実現を計画しています。


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