導入事例 カールスバーグ・スウェーデン社
インテンシアのMovexでコスト削減を図るカールスバーグ
ビール製造の世界的企業、カールスバーグのスウェーデン法人、カールスバーグ・スウェーデンは、インテンシアのMovex サプライチェーン・プランナー(SCP)を導入することにより、次の2つの利益を得ることができました。1つは、投資に対する利益を3ヶ月で回収すること、もう1つは、年間数百万ドルのコスト削減を実現することです。しかし、この他にも見込まれる利点があります。
ビジネス上の利点
カールスバーグ スウェーデンは、スウェーデン国内に2つの醸造所を持ちます(ソフトドリンクを含む)。各醸造所には10の充填ラインがあり、Ramlösaプラントには5つのラインがあります。これらのプラントでは、年間合計5億リットルの飲料が生産されています。製品は、生産ラインを離れると製品倉庫へ直送されます。その後、供給倉庫に輸送されます。
「Movex SCPを利用することで、短期間のうちに少なくても40万ドルのコスト削減を確認しましたが、その他の部分にも目を向ければ、全体で年間100万ドル程の削減につながるでしょう。」これは、カールスバーグ・スウェーデンのサプライチェーン計画マネジャー、Mattias Jonsson氏のコメントの一部です。Jonsson氏は販売予測の責任者でもあります。
Jonsson氏の話によると、在庫量の20パーセント削減という、更に大きな目標が視野に入っています。在庫量を20パーセント減らすことにより、更に数百万ドルが節約されます。また、カールスバーグ内でシステムがより完全に統合されれば、輸送費などのその他のサプライチェーン費用も削減されます。
「Movex SCPは、学習的なシステムです。このシステムを採用したことによって、サプライチェーンに対する考え方が変わりました。また、効率や、業務をどのように管理していくかについての新しいアイディアを得ることができました。」
「Movex SCPを導入していなかったら、倉庫や物流の費用にこれほど注目することはなかったでしょう。SCPは画期的なシステムであり、サプライチェーンの全く新しい概念を提供します。現在、私たちはサプライチェーンを新しい次元で見ています。こうすることで、更なる効率化や節約につながります。」
Jonsson氏は、サプライチェーン計画におけるラフカット能力計画の責任者として、スウェーデンでのカールスバーグの生産施設と完成品の展開の間の業務配分を行っています。Movex SCPは計画機能に革命を起こしたと、彼は語ります。
「私たちは、SCPを週に1度実行して、中期計画(16週間周期)を更新します。また、週単位の販売予測は、当社で新規に採用したMovexコラボレーティブ・エンタープライズ・アプリケーションから直接取得することができます。」と、Jonsson氏は説明します。
「Movex SCPを導入する以前は、スプレッドシートを使用していました。これは生産の制約については比較的役立っていましたが、サプライチェーンの他の部分への影響についての予測はできませんでした。」とJonssonは付け加えます。導入プロジェクトを開始した時点で、倉庫、取り扱い、および輸送に関する制約が特定されました。
「私たちは、常に問題が発生するたびに解決するしかありませんでした。とはいえ、ソリューションを導入するには費用がかかるものですし、慌てて実行してしまいがちです。現在は、サプライチェーン内の需要の結果や、変更したい内容を即座に確認することができます。また、資材のフローを確認することができます。」
「最適な効率と費用で需要を満たすために、全員が情報を確認したり、生産やチェーン内の他の段階で何を行わなければならないかを確認できることは、特に重要です。SCPによって、全く新しい世界が開かれました。」
「また、SCPは在庫レベルに大きく影響します。たとえば、シーズン時などに在庫を構築する場合、どの製品に焦点を当てるべきかを判断する際に役立ちます。このシステムは、在庫を適切に混合し、早すぎるまたは遅すぎる生産を回避します。また、SCPでは、生産能力の計画も行うことができます。SCPは、各ビール醸造所の生産計画担当者がMovexアドバンスト・プロダクション・プランナー(APP)を使って生産計画を行う際に、実行可能な処置を提示します。」
SCPは、ローカルの計画担当者に対しては、APPの計画を達成するために必要な情報をすべて提供し、達成されると、SCPに情報が返され全員が結果を確認できます。
「SCPは、サプライチェーンのフローの原動力となっています。安全在庫レベルを増加または削減した場合、生産シフトを変更または遅延させた場合、または在庫混合を変更した場合に何がおきるかなど、多くのシナリオを視覚化することができます。Movex SCPは、大変柔軟かつ使いやすいシステムです。このシステムによって、私たちのサプライチェーンに対する理解が変わりました。」と、Jonsson氏は語ります。
Falkenbergにある同社の醸造所の生産計画担当者、Lis-Marie Johansson氏は、Movex APPを毎日使っています。彼女は次のように語ります。「SCPは、ローカルの生産計画を作成するためのデータを提供したり、計画をより正確なものにします。生産ライン上の生産を別のプラントに移動する場合、それに沿って計画を立てるための適切な情報を即座に利用することができます。」
「以前は、生産計画の大部分が手動で行われていましたが、現在は、Movexを導入したことによって計画の品質が向上し、正確なものになりました。また計画スピードも向上しました。」
導入
Movex SCPは2002年9月に導入が開始され、その6ヵ月後に本番稼動しました。Jonsson氏の話によると、プロジェクト・チームを意図的に小規模に維持したことによって、カールスバーグは問題を回避することができ、それによりすべての作業がスムーズに進みました。
「インテンシアは、私たちに、多くの知的価値を与えました。インテンシアのコンサルタントは、私たちの業務、計画、および直面する課題を理解していました。彼らは、計画プロセスや制約を完全に把握して、組織をどのように統合すればよいのかについて多くのアイディアを持って話し合いに臨みました。」
「インテンシアのコンサルタントは、プロジェクトを幅広い観点で維持できるように、適切なバランスでカールスバーグ・チームを支援してくれました。」
カールスバーグについて
Carlsberg Breweriesは、世界的な大手ビール醸造企業グループの1つです。全世界で約29,000人の従業員を抱え、ビールの年間売上は79億リットルに上ります。また、49ヵ国の103ヵ所で運営しています。同社の世界的、地域的、あるいは国内のブランドの強力な製品として、世界で最も有名なビール銘柄の1つ「カールスバーグ」があげられます。
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